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1.4 論文の構成

本研究の目的と課題を達成するために、5つの調査を行った。どのような調査をどのように行ったかについては、【図1-1】に示すように本研究の構成を説明しながら述べる。

【図1-1】本研究の構成

以下は、第2章から第8章についての概要を説明する。

第2章の【調査1】は文献研究を通じて、中国の外国語教育分野、特に日本語教育分野におけるICC能力の研究とその動向を見る。その上で、中国以外の地域におけるICC能力の研究成果と対照し、中国の日本語教育におけるICC能力の教育内容に関する研究を行う必要性と意義を述べ、研究目的を確定する。

次の第3章の【調査2】は、【調査1】の結果を踏まえて、探索的研究として、ICC能力に関する調査項目プールを作ることを目的とする。調査手法は、中国人日本語専攻学習の修了生 を対象にインタビュー調査を行うものである。調査から得られる質的データをKJ法により分析し、ICC能力をカテゴリー化する。その上で、質的分析から得られる結果と先行研究における既存モデルを統合しながら、ICC能力に関する項目プールを作成する。この項目プールは、本研究の概念的枠組みとして、第4章の【調査3】に使われる。

第4章は、第3章の【調査2】の結果に基づき、学習修了生を対象に大規模なアンケート調査(【調査3】)を実施する。この調査と分析を通じて、社会的ニーズの視点から日本語専攻教育に求められるICC能力とは何かについて、要素間の因果関係を究明し、モデルを作成する。

第5章と第6章では教育現場においてICC能力の育成がどのような教育内容を中心として、どのように扱われているかという実態を明らかにするため、現場で使われている教科書の視点からの【調査4】と教師のビリーフの視点からの【調査5】を行う。

第7章では、本研究の目的を解決するために、まず、社会的ニーズと教育現場の調査結果を比較し、異同があるかどうかを同定するとともに、その差異が起こった原因を検討する。差異の分析を通じて、日本語専攻教育におけるICC能力を育成するための教育内容の改善を提言する。その際、提案する教育内容の教育的意味を現代教育学の理論的流れを背景に解釈できるかを論述する。最後に、提案する教育内容から、日本語専攻教育に与え得る示唆があるかどうかを検討する。

第8章では、研究を総括し示唆をまとめる。具体的には、まず研究の総括において、研究の流れに即して得られた知見を整理する。次に、本研究の意義を論じる。最後に、本研究の限界と今後の研究課題については述べる。 oa980pE+OiSh4eNSvBumBVuV32gvQOBUHnaSRk4VLDd00ZVMiI/6sDjYtgsA8Kvz

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