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2.6 本章のまとめ

この章では 「他動性」が高く現われる言語形式として日本語の変化他動詞文と中国語の “把”構文を取り上げ,両構文のプロトタイプ事例の規定を行った上で,それぞれの統語的構造と意味的構造を規定し,認知言語学のアプローチによって,両構文の典型例から周辺例への拡張プロセスを考察し,カテゴリー化に係わる構文の拡張ネットワークの構造を明らかにした。行為と結果との関係の緊密度によって,日中他動詞構文の拡張の方向と程度が異なっていると提示した。

さらに,「非意図的他動詞文」を取り上げ,「非意図的事象」を表す日中両語の対応形式を考察することによって,「非意図的事象」に対する捉え方の違いを明らかにした。日本語において 「非意図的事象」の言語化は <責任> によって動機付けられているのに対して,中国語は <因果性> によって動機付けられていると示した。

【注】

1)河上(1996:27)によれば,日常生活の様々な事物をグループにまとめる認識上のプロセスを一般に 「カテゴリー化」という。

2)例えば,王惠(1997)〈从及物性系统看现代汉语的句式〉,安井(1999)「“把”構文述部における必要条件」,张伯江(2000)〈论“把”字句的句式语义〉などが挙げられる。

3)「構文の拡張ネットワーク」とは日常言語の基本構文と拡張構文の間にメタファーやメトニミーの拡張関係が存在し,動的なネットワークを構成していく(山梨·有馬 2003:75)ということである。

4)主語の意味素性の分析に中村(2004:184)を参照にしている。

5)換喩(metonymy/ メトニミー)は 「通常Xを指示する表現がXと密接に関係するYを指示するのに用いられる」と一般的に定義されている。山梨(1995)は指示対象の近接(または隣接)性に基づくと規定しているが,西村(2002)は 「語彙」だけでなく 「文法」の領域にも浸透していると主張している。本論では構文レベルの拡張の動機付けは西村(2002)に基づいて分析される。

6)(34)ではⅩ-ⅤのⅤが欠如しているため,Y-CはⅩという所有者を帰属先とする事象変化を表すものと考えられる。 MZwd8n0Z1x9iGcYLG0hdnn7ewtSEV1O0sEtIOVi+j5US03lAT8+poUucouG4zYB+

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