购买
下载掌阅APP,畅读海量书库
立即打开
畅读海量书库
扫码下载掌阅APP

こころ 3

朝 庭先にのそりと猫が入ってきた

ガラス戸越しに私を見ている

何を思っているのだろう

と思ったらにやりと猫が笑った

(ように思えた)

これ見よがしに伸びをして猫は去ったが

見えない何かがあとに残っている

それは猫のあだごころ?

それとも私のそらごころ?

空はおぼろに曇っている

猫がこれから行くところ

私がこれから行かねばならないところ

どちらも遠くではないはずだが

なぜか私は心もとない CoQPU6RNf/jJ3tWwuFAb2RVPnbeZqKSzN+zuLxIAIlgmuSCbqf4R8BwuPfZtxVLa

点击中间区域
呼出菜单
上一章
目录
下一章
×