(五木寛之 『人生の目的』 幻冬舎による)
問い 筆者の考えと合うものはどれか。
解题 問い 筆者の考えと合うものはどれか。
难度:★★★★★
方法
第一种方法:先看文章
本题考查的是中心思想。
根据准则“首观点,尾总结”,中心思想一般是文章的第一句话或者最后一句话。
同时根据准则“重点词,出答案”,可判断出文章第一句话「親孝行という話をすれば、 私は いろんな人に、 子供に期待する なよ、ということを言うんですね」是重点句。符合重点句表述的是选项3。
明解 1×
親は子供に親孝行を期待してもよいが、子供が十分成長するまで待つべきであろう。
1.找关键词
「親孝行を期待」
2.确认搭配
文章中的搭配是「 親孝行 という話をすれば、私はいろんな人に、子供に 期待 するな よ、ということを言うんですね」,「な」是表示禁止的命令,即“不要期待”,选项中的搭配是「親は子供に 親孝行を期待 してもよい が、子供が十分成長するまで 待つべき であろう」,搭配错误。
2×
親は子供が幼い時に愛情を与えつくしたのだから、子供が親孝行するのは自然であろう。
1.找关键词
「親孝行」
2.确认搭配
文章中的搭配是「 親孝行 という話をすれば、私はいろんな人に、子供に 期待 するな よ、ということを言うんですね」,「な」是表示禁止的命令,即“不要期待”,选项中的搭配是「子供が 親孝行 するのは自然 であろう」,搭配错误。
3○
子供は幼いころに親に対して生きる喜びをすでに与えており、それが何よりの親孝行であろう。
1.找关键词
「生きる喜び」
2.确认搭配
文章中的搭配是「子供が生まれる前、そして生まれた瞬間、それから六つ七つぐらいまでのあいだに、子供は親に 生きる喜び というものを十分 与えつくしている のだから、というふうに言うのです」,选项中的搭配是 「子供は幼いころに 親に 対して 生きる喜び をすでに 与えており 」,搭配正确。后半句说的是“这已经是比什么都难得的孝顺了”,这与文章中第一句话说的“不要期待儿女孝顺”,意思相近。
4×
子供の成長は親にとって生きていく上での喜びだが、子供の側も親が喜ぶように孝行するべきであろう。
1.找关键词
「生きていく上での喜び」
2.确认搭配
文章中的搭配是「そのことは彼の 生きていく上でのひとつの喜び だったと思います。そして子供が生まれる」(肯定),选项中的搭配是「子供の成長は親にとって 生きていく上での喜び だ が 、子供の側も親が喜ぶように孝行するべきであろう」(转折,相当于否定),搭配错误。
文章具体分析
親 孝 行 という 話 をすれば、 私 はいろんな 人 に、 子 供 に 期 待 するなよ、ということを 言 うんですね。
说到孝顺父母,我对很多人都说不要对孩子抱有期待。
なかば 冗 談 なのですが、 子 供 は 親 孝 行 なんか する 必 要 ないんだと。
~なんか
( ; )虽然一半是玩笑话,但是孩子真的没有必要孝顺父母。
なぜかといえば、 子 供 が 生 まれる 前 、そして 生 まれた 瞬 間 、それから 六 つ 七 つぐらいまでのあいだに、 子 供 は 親 に 生 きる 喜 びというものを 十分与 えつくしているのだから、というふうに 言 うのです。
我说,那是因为孩子在出生前,以及出生的瞬间,之后长到六七岁的这段时间里,已经给父母带来了无尽的生活乐趣。
昔 、 私 の 友 人 でも、 生 まれる 子 供 の 名 前 を 一 生 懸 命 に 考 えて、 暇 があればノートに 書 きつけているような 男 が、おりました。
以前,我有一个这样的男性朋友,他绞尽脑汁地为即将出生的孩子取名字,只要有时间就在笔记本上写。
そのことは 彼 の 生 きていく 上 でのひとつの 喜 びだったと 思 います。
我想这是他当时生活的一大乐趣。
そして 子 供 が 生 まれる。そのうちに 片 言 でパパ、 なんて 言 ったりする。
~なんて
( )之后孩子出生了。不久开始咿咿呀呀地叫爸爸什么的。
それから 歩 く ようになる 。
~ようになる
之后开始会走路了。
( 中 略 ) 幼 稚 園 にはいり、 小 学 校 にあがる。
(略)然后进了幼儿园,上了小学。
子 供 の 誕 生 から 成 長 の 過 程 の 中 で、 そのつど 両 親 は 言 葉 につくせないほどの 人 生 の 喜 びというものをあじわいつくしているんじゃないかと 思 います。
そのつど 「その都度」
我认为,在孩子出生和成长的过程中,父母每时每刻都充分体会着无以言表的人生的喜悦。
译文
说到孝顺父母,我对很多人都说不要对孩子抱有期待。虽然一半是玩笑话,但是孩子真的没有必要孝顺父母。我说,那是因为孩子在出生前,以及出生的瞬间,之后长到六七岁的这段时间里,已经给父母带来了无尽的生活乐趣。
以前,我有一个这样的男性朋友,他绞尽脑汁地为即将出生的孩子取名字,只要有时间就在笔记本上写。我想这是他当时生活的一大乐趣。之后孩子出生了。不久开始咿咿呀呀地叫爸爸什么的。之后开始会走路了。(略)然后进了幼儿园,上了小学。我认为,在孩子出生和成长的过程中,父母每时每刻都充分体会着无以言表的人生的喜悦。
作者简介
五 木 寛 之
1932年、福岡県生まれ。日本の小説家·随筆家。作詞家としての活動も多い。1966年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、1967年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、1976年『青春の門·筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞。