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こんにちは。ワタシは、ベイマックス。

あなたの こころ とカラダを まも ります。

你好,我是大白,守护您的身心健康。

ヒロ・ハマダ

3 さい とき りょう しん くし、 あに のタダシといっしょに、キャスおばさんに そだ てられる。

こう こう を13 さい そつ ぎょう するが、 もく ひょう つからず、 だい がく にも すす まないでいる。

だが、だれよりもロボットを つく るのが とく

滨田宏

三岁时父母双亡,和哥哥滨田泰迪由卡斯阿姨抚养长大。

13岁高中毕业后,他找不到人生的目标,没有去大学就读。

不过,他制作机器人的能力无人能及。

ベイマックス

ヒロの あに であるタダシが つく ったケア・ロボット。 ひと やすための、いろいろなちりょう ほう ほう をもつ。ふわふわのからだでよちよち ある き。

大白

小宏的哥哥滨田泰迪制作的医疗机器人,精通各种治疗方法。他拥有胖嘟嘟、软乎乎的身体,走起路来憨态可掬。

ゴー・ゴー

だれよりも げん 。ずけずけはっきりものをいう。とくしゅな てん しゃ など、うごくものをあやつるのが とく

神行御姐

精力超群,说话直率,擅长操控特制的自行车等运动的物体。

ワサビ

てん さい てき かい マニア。 はワイルドだが、ルールや、 まりを まも るきちょうめんな せい かく

芥末无疆

热衷于机械,极具天分。外表粗犷,性格却是一丝不苟、严守规则。

ハニー・レモン

ファッションセンスがばつぐんで、 がく ぶん とく あたま かい てん はや い。カメラの うで はプロ み。

哈尼柠檬

具有过人的时尚感,擅长化学,思维敏捷,摄影技术非常专业。

フレッド

だい がく せい でもないのに、 だい がく けん きゅう しつ りしている。 じつ は、アニメと まん オタク。

弗雷德

虽然不是大学生,却自由进出大学的实验室。其实,他是个动漫宅。

カイジン

めん をつけた くろ ふく おとこ しょう たい めい であるが、ヒロのマイクロボットをあやつる。

妖怪

戴着歌舞伎的面具、身穿黑衣的男人,身份不明,操控小宏的微型机器人。 CIb0FoxtifdPtejYS9IbtnVxd4CSMwKKrR4A4dpQegoBSWW9JWBlZrGmOpCvndsX



1 ロボット・ファイト

ここは、サンフランソウキョウという だ。

うす ぐら いレンガの つう しょう ねん ある いている。

まえ はヒロ。十四 さい ちい さなロボットをかかえ、 そう はい っていく。

なか では、 ぶん のロボットを たたか わせ、 てば しょう きん にできる、‘ロボット・ファイト’が おこな われていた。

おお ぜい が、 あい ている。リングでは、ひとりの おお おとこ 、ヤマが、つぎつぎと たい せん あい かしていた。ヤマは らずで、すでに たい きん をかせいでいた。

‘ヤーマ!ヤーマ!’

リングの まわ りで、 おとこ たちが さけ んでいる。

ヤマのロボットには、 かた にかぎ づめ かた かい てん しき ノコギリがついている。どんなロボットが たい せん あい だろうと、あっというまに、めった りにしてしまう。 けたロボットが、リングのそばで やま みになっていた。

ヒロが かい じょう はい ってきた とき も、 あい のロボットをこなごなにして、 しょう きん にしたところだった。

ヤマはじまんたっぷりに、 おお ごえ さけ んだ。

‘さあ、 つぎ たたか うやつはだれだ?おれのリトル・ヤマと、リングで いっ せん やろうって、 きも たま のすわったやつはいないのか?’

みんな ぜん せん ぜん しょう のヤマにおそれをなして、だれも をあげない。あとずさりするものばかりだ。

‘ふん。つまんねえな。なあ、リトル・ヤマ。’

ヤマは、 ぶん のロボット、リトル・ヤマの なか をぽんとたたいた。

その とき ひと だかりの なか から こえ があがった。

‘ねえ、ぼく、やってみてもいいかな? ぶん つく ったロボットがあるんだ。’

ぜん いん が、 こえ のするほうをいっせいに ちゅう もく する。そこにいた しょう ねん て、ヤマは おお わら い。

すると、 しん ぱん おとこ がいった。

‘それはいいが、 しゅつ じょう するには、 かね ひつ よう なんだぞ! かね はあるのか?’

ヒロは、ポケットから かね した。

‘ほら、これでできる?’

ヤマは、 まえ にいる ちい さな しょう ねん ていった。

‘ちっこいの、てめえの まえ はなんだ?’

‘ヒロ・ハマダ。’

すると、 ていたものたちが、つぎつぎとふたりの たたか いに かね をかけはじめた。

ヒロは、ヤマのロボットよりも、うんと ちい さなロボットを ちあげ、リング じょう いた。

‘ふん、また、ひともうけ、してやるぜ。’

ヤマは しん たっぷりに、リトル・ヤマをリングの はん たい がわに く。

たたか かい あい がでたとたん、あっというまに、リトル・ヤマは、ヒロのロボットを げとばした。いっしゅんのうちに、ヒロのロボットは、はねとばされて けてしまった。

ヤマは、せせら わら いしながら、 勝者 しょうしゃ のもらう かね けとり、ほこらしげにしている。ヒロは、 ぶん のロボットをだきかかえていった。

‘ねえ、 こん かい がはじめてだったんだ。もう いち たたか わせてよ。’

ヤマは、あきれた かお をしてヒロにいった。

‘こりないやつだな。あっさり けをみとめたほうが のためだ!それに、 たたか うには、また かね ひつ よう なんだぞ。’

ヒロは ゴムでとめた さつ した。ふたたびゲームの はじ まりだ。ヤマはみんなに こえるようにいった。

‘ぶっつぶしてやる!’

ヒロの つきが わった。 ぶん のロボットを‘ファイト・モード’に りかえた。ヒロのロボットの かお かい てん し、こわい かお つきになった。

すると、リトル・ヤマは、すばやいうごきでヒロのロボットにとっしんし、 りょう でヒロのロボットをばらばらにした。

ていた れん ちゅう は、 おお ごえ でさわぎ、ヤマは、 ったと おも いこみ、にやりと わら った。その時、ヒロがリモコンのハンドルをうごかした。

ヒロの ちい さなロボットは、 もと にもどり、ヒロの めい れい で、リトル・ヤマにおそいかかった。

こん のヒロのロボットは、 なん っても、また もと にもどる。ぎゃくに、 こう げき されたリトル・ヤマが、こなごなになった。

ヒロのロボットは しょう し、ぎこちなくおじぎをした。ヤマは、 しん じられずに、ぼうぜんとしている。

‘い、いったい、 なに きたんだ?おれの、ロボットが……。 いま まで、 けたこと、なかったのに……。’

ヒロは、にっこりと わら っていった。

‘ぼくも てるなんて、びっくりだよ。まぐれだよね。もう いっ かい やる?’

ヤマは おこ りだした。

‘おまえ、なんか、いかさましたな!

リトル・ヤマが けるわけねえ!そのロボットを、よこすんだ!’

ヤマは、 した といっしょに、ヒロにつめよる。

‘おじさんの ちはわかるけどさ。ぼくは、ロボットを つく るのが とく なんだ。なんなら てるロボットの つく かた を、 おし えてあげてもいいよ。’

しかし、ヒロは、 おお おとこ たちに いつめられてしまった。

‘だ、だからさ。ぼくは、いかさまなんてしてないんだ。おじさんのロボットが、ガラクタだったんだよ。’

‘つべこべいうな。ほら、おまえのロボットをよこせ!’

ヒロは ぶん のロボットをヤマにわたした。

‘おまえら、あいつをぶちのめせ!’

ヤマが した にいった。そして、 した が、まさにおそいかかろうとしたその とき 、とつぜんバイクが りこんできて、ヒロとヤマの あいだ りこみ、 きゅう てい した。

ヘルメットをかぶってはいたが、 あに のタダシだとわかった。

タダシは、ヒロをうしろの せき せると、ヘルメットをわたした。

‘えっ、これ、かぶるの?’

ヒロは、いやそうに へん した。

‘しっかり、つかまってろ!’

タダシは、ヒロがヘルメットをかぶると、バイクを きゅう はっ しん させた。

ヒロはリモコンを 使 つか って、 ぶん のロボットを びよせ、ぎゅっと にかかえた。

かえ してもらうよ。これはぼくのだから。’

それと どう に、バイクは そう から びだした。 CIb0FoxtifdPtejYS9IbtnVxd4CSMwKKrR4A4dpQegoBSWW9JWBlZrGmOpCvndsX

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